Hearing - Story Train
Story “Train” のフォローアップページです。
Story Train
Hello, I’m back home now.
ただいま。
You took a while today.
今日はおそかったね。
Yes, my train was late.
うん、電車がおくれたの。
Really? Why was that?
え?なんで?
It rained too much this afternoon.
午後、すごい雨が降ったから。
Well, glad you’re back safe.
そうか、ま、無事に帰ってこれてよかったね。
この会話がいまひとつ聞き取れなかったのは?
この会話は、約15秒の日常会話です。
6つの短いセリフ、使われている単語は29語だけ。
内容は、英語を母語とする 3〜4歳の子どもでも十分に理解できるものです(※注1)。
また、日本でも 中学1年までの英語教材に出てくる単語・文法で構成されています。
それでも、いくつかの音が聞き取れないと、私たちはあせってしまいます。
そして、ほんの少し音を聞きもらしただけで、全体の理解があやふやになります。
「ゆっくり読めばわかる」文章なのに、聞くと分からなくなるのはなぜでしょうか。
それは、文字で知っている英語の音と、実際に耳に入ってくる英語の音が、大きく違っているからです。
私たちは無意識のうちに、母語(日本語)のリズムで英語の音を聞こうとしています。
「聞く」とは、単に音が耳から入ってくることではありません。
音は出た瞬間に消えてしまうため、私たちはそれを脳の中で再現しています。
ところが、その音を 自分で出したことがないと、正しく再現できません。
その結果、英語の弱く短い音や、つながった音を、自分が知っている別の音に置き換えて聞いてしまうのです。
では、もっとリスニング練習したらよいのか?
いいえ。ただ聞くでは、練習になりません。また、同じことがくり返されます。
なぜなら、聞くだけでは
• 自分がどんな音で聞いてしまっているのか
• どの音が再現できていないのか
つまり、英語の音(手本)とじぶんの認知の差に気づけないからです。
まねて言えないセリフは、実は聞き取れていません。
その状態のまま、次に同じような簡単な会話を聞いても、またいくつかの音を聞きもらすことになります。
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英語耳°トレイルのプラクティス
英語耳°トレイルでは、
「まねて言う → 演じる → 比べて確かめる」
このプラクティスを繰り返します。
Story Train のような会話を、
場面ごと・セリフのまとまりとして練習します。
母語を身につけるときには、必ず「聞いてまねる」「自分で確かめる」というプロセスがあります。
ところが、英語の学習は、文字に頼らざるを得ず、また、何が問題なのかがわからないままの学習をしているのです。
英語耳°トレイルでは、手本をじぶんのちがいをつぶさに〈見える化〉し、比べて確かめることで、知らないうちに身についていた 自己流のくせや依存・惰性を、少しずつ減らしていきます。
(*注1)コーパス(大規模発話英語データベース)COCA (Corpus of Contemporary American English) 上位1000語以内の最も頻度が高く、基本的な英語です。
ユニーク単語数 29
音節数 42
