英語耳° Check-up

Go fot it. Hearing Check-upのフィードバックページです。聞き漏れている音について、一歩踏み込んでみましょう。

英語の聞き取りで80%だった時、それは「20%の音が聞きもれている」ということです。なかなかピンとこないですよね。そこで、それに相当する体験版を日本語でつくってみました。これはBooksの会話を日本語にしたものです。全部で218文字(モーラ)あるので、各セリフから3-4モーラ(合計44モーラ=20%)を歯抜けにしたものです。どうでしょう?

英語で20%の音が聞こえていないというのは、こんな感じ。話を知っている、知識があると多少わかる(つまり勘が働く)のでネイティブなら少し補正ができる。でも、やはり20%削られるとかなりわからなくなります。

絵を観ながらなので話の想像はつくでしょう。日本語耳の回路で予測、推測ができるからです。英語でも、現場にいて、コンテクストがわかっていれば、聞き取れていなくてもそれなりにわかるわけですが、人の話を聞くと、想像以外にはないのでHearingはクリティカル、という話。これをわかってもらうためのアイディア。リスニングテストという世界では意味が80%当たればよいように思われているけれども、現実の世界からはかけ離れています。日本語でも歯抜けが20%とこうなるのです。

なお、Booksのヒアリングは、幼稚園に入ったこどもが100%復唱できて意味がわかるレベルです。First things first. 日本語で気づかぬうちにやっていたプラクティスをすることで、英語耳にむけて「脳の神経回路を少しずつ書き換えていくことができます。