すぐに使えるセリフを練習しよう

Small things add up.


いつでも役にたつことば。

特別なことばでなくてよいのです。
すぐに声にでてくることばが大切です。

ふたりの会話。意見がピッタリの時。

That’s the thing.

そう、それ。
あたり、そのことだよ。
それが重要。
本質だね。

日本語でもこんな場面ありますよね。

あいづちとして、軽いノリでも、
じぶんもずっとそう思っていた、といった共感も、
このことばがピッタリする時があります。

ふたりの会話。
今度は、突然、このセリフ。

I’d never say such a thing.

ぼくがそんなこと言うはずないよ
そういう人間ではない

疑っているのかい?
ぼくがそんなことを言うはずないよ!
そんなこと、ありえないよ、という気持ちを表す表現です。

ゲームで盛り上がっているところですね。

That’s the thing I like the most.

それがいちばん気にいっている
大好きなことは、これ
やっぱり、これだよね

他の遊びと比べて言っているのかもしれませんし、
あるいはゲームの中の動きを言っているのかもしれません。

ふたりの間では、共通の理解があるのでしょう。

みんなに紹介している場面ですね。
うしろにたくさんのトロフィーがあります。

The best thing that happened to me is this.

こんな素晴らしいことは、これがはじめて
こんないいこと、今までになかった
私の人生で起きた最高のことは、これです

これまでの体験を振り返って、しみじみ語っていますね。
賞を取ったことよりも、このようにみんなと共有できることがいちばんうれしい、と言っているのかもしれません。

ひとつのセリフで色々な場面を想像できます。
ことばは、人のセリフから想像を膨らませる、心の働きで成り立っています。

お母さんに絵本を読んでもらった体験がありますか?

Reading aloud is never a thing of the past.

声に出して読むことは、過去の話ではなくて、いまでも大切なこと
声に出してじぶんの声を聞くことが、いちばん大切
よいはずのことが、実践されなくなったけれど、決して「「時代遅れ」なのではない、

読みきかせの場面です。
a thing of the past 「過去のもの」ではないとは、「今でも大切」という意味です。
昔は「声に出して読むことが大切」だとよく言われていました。最近ではあまりそういうことを聞かない?
いえ、いまでも変わりません。過去のことではない、つまり現在のこと、だと。

声に出して読むと、ストーリーの臨場感が感じられます。
いつの時代であれ、声のセリフ、ストーリーの想像が、ことばの原点。

Small things add up. It’s true.

小さなことが積み重なる。自然の理。
くりかえしが大きな成果を生む。それが真実。


ほったらかしにすると、あっという間につみあがってしまうもの。
毎日続けることで小さなステップが大きな成果になる。
よいことも、よくないことも、小さなことが繰りかえされて、大きくなります。
継続は力なり。

いろいろ考える必要はありません。
声にだすことです。
相手に語るように、演じること。

「会話ごっこ」になりきることが、最善のプラクティスです。
なぜなら、私たちは常に、そのように相手と語ることで生きているから。

じぶんに言うことばもまた、相手に言うセリフが原点です。

Let’s check!

すぐに声にでてくることばが大切に

セリフを声にだして演じることで、確実に身につく

(本当に)継続が力になります