どんな場面か想像しながらくりかえす


セリフを身につけると、想像力が高まります。

絵を見て、情景を想像してみましょう。

You won’t know much until you get involved.

Right. I’ll get nowhere without taking action.

「じぶんで関わらないと、ほとんどわからないよ。」
「そうだね。行動しないと前に進めないね。」

スーツ姿の二人の男性。工場の見学、視察の場面ですね。
作業服とヘルメットを着けた工員たちが機械を操作しています。

実際にじぶんでやってみるか、あるいは直接関わらない限り、工場のものづくりについてはわからない、という意味。
I’ll get nowhereとは、どこにも到達しない、つまり先に進まない、という意味。

いろんな場面であてはまりそうな会話です。

Let’s get going.

(あなたは、どんなセリフを返しますか)

さぁ、行こうぜ!

小学生が野原で遊んでいる光景。
Let’s go!(行こう)もあてはまる場面です。

Let’s get going. は、それまでは別のことをしていて、さぁ、行こう、と行動を起こす時のことばです。

ゆっくりしていたところから、行動を起こす時などにもピッタリです。

Getting things done. It’s a skill.

片づける。それはスキル。

(あなたはどんなセリフを返しますか)

“Get things done”というフレーズがあります。
作業や勉強、物事を終わらせてしまう、という意味です。

物事を完成させる、やり遂げるのは、気合いではなく、具体的に行動する、というスキルです。

英語耳°プラクティスもおなじです。
「やろうと思っていてもなかなかできない」という状態を断ち切ることば。
一歩踏み出してしまえば、自動的に進みます。

気持ちをしむけることのスキルなのです。

Get it right.

(あなたはどんなセリフを返しますか)

しっかりやれ。

バスケットボールの試合を前にして、コーチの力のこもったセリフ。
指示内容によってふさわしいことばを決まります。

しっかり、決めろ。
練習したように、守れ。
それぞれがじぶんの仕事をせよ。

日常の色々な場面で使えます。

ちゃんと覚えろよ
キッチリ仕上げなさい
まちがえないようにね

You get nothing if you don’t try.

やってみなければ何も得られないよ。

トライしないと何も手に入らないよ。
あれこれ悩んでいてもはじまりません。まず、やってみること。

魚釣りの場面、父が息子にアドバイスをしています。
こんなニュアンスではげましています。

思い切ってやってごらん。
「トライすれば、何が得られる」という意味。

セリフ音を聞いて、まねて、場面を思い浮かべる。
こうすることによって、音とイメージの結びつきが強くなり、記憶に定着します。

棒読みではなく、気持ちをこめるつもりでお手本をまねてみましょう。

Let’s check!

セリフ音をまねて、場面を思い浮かべると、音とイメージの結びつきができる

ひとつのセリフがいろんな場面でつかえる

「棒読み」ではなく、気持ちをこめて手本をまねる