円了学舎とは

井上円了は生涯をかけて、宇宙と心の「不思議」を探求し、その哲学を日本の隅々まで伝道しました。全国津々浦々、その数、5000回以上、人々に直接語りました。

2019年9月井上円了没後百年記念・円了国際会議において、エンパシームファウンデーションは、東洋大学井上円了研究センターへの支援・協力により現代テクノロジーを組み込んだエンパシーム・プラッフォームを活用した、『円了学舎』の特別展示・発表をいたしました。

『円了学舎』は、スマートフォンアプリ「エンパシーム」上で実現する、円了先生との「学びの舎」です。円了先生の「声ことば」とふれあい、日々の自己を結びつけながら、友と学びをわかちあうことができます。

師と共に学ぶ。友の共に学ぶ。「共にある」という思いが、目に見えない大きな支えになります。

『円了学舎』もエンパレット、エンパセッション、エンパグラフに慣れしたみながら、円了のことばと共に日々をすごすものです。

105枚のエンパレットの中から、特に「共感の学び」のことばを紹介します。

心は不思議。世界は不思議。不思議は楽しい。
自然から学ぶ
中庸が大切
知行合一
良心に従って生きよう
精神の原動力は徳
知徳兼全
安心が何よりも大切
活動は天の理なり、勇進は天の意なり、奮闘は天の命なり

出典:井上円了研究センター『円了金言 105』

円了エンパレットを導きとして、自由に活用してください。

 

参照:Rikko Sakaguchi 『Philosophy Inspires Technology Innovation – The Enryo Learning  Experience 「円了学舎 」on Empatheme Method,International Inoue Enryo Research Issue 8, 2021』

円了エンパレット