どんなセリフなのか、味わってみよう


セリフを身につけると、想像力が高まります。

絵を見て、情景を想像してみましょう。

Which one would you like to take?

I’ll take the blue one.

どちらにしますか?
青い方にします。

ある男性がお店で服を選んでいます。
店員の女性の質問に答えて。

the blue oneとは、女性が持っている the blue shirtのこと。
takeは「選ぶ」という意味の動詞。

いろんな場面であてはまりそうな会話です。

Take my word for it.

I’ll follow your suggestion.

私のことばを信じてくれ。
指示にしたがいます。


伝統的な図書館の、書棚に囲まれた静かな環境。
男性が本を手に取って、何かを説明しています。そのことばに、女性は真剣に耳を傾けています。

Take my word for it. は、経験や知識にもとづいて、相手に提案する、説得する時のことばです。

it. は何を指しているかというと、ふたりの会話で話題になっていること。
たとえば、いま手にしている本のことかもしれません。

「君の研究にはこの本を読むといい。間違いないよ。」

女性もそのことばに従ってみる、という返事をする場面。

What’s most important?

To take action.

いちばん大事なことは?
行動にうつすこと。

オフィスの状況を見て、ふたりが話し合っています。
彼らはリーダーか、マネージャーでしょう。

どうやら、いろんな問題があるようです。

何から手をつける?
何をすべき?

いろいろあるけれど、まず、手を動かすこと、行動すること。
そんなやりとりのようです。

Take actionは、よく使われることばです。
似た表現に、

Take control.(管理する)
Take charge.(指揮する)
Take responsibility. (責任を取る)
Take a step.(踏み出す)
Take a break. (休憩する)
Take a risk.(思い切ってやる)
Take a moment.(少し時間を取る)

Take a chance!

Okay, I will.

思い切ってやってみなよ。
わかった。やってみるね。

兄弟でしょうか。
お姉ちゃんが、弟をはげましています。

Take a chance. 機会を活かす、挑戦してみる、という意味あいでよく使われるセリフ。
何か新しいことに挑戦する話をしているのですね。

部屋が少し散らかっているようですが、子供たちはやりたいことで気持ちがいっぱいです。

Okay, I will. とは、I will take a chance. (やってみるよ)あるいは、I will take the chance.(話題となっている何か)

セリフ音を聞いて、まねて、場面を思い浮かべる。
こうすることによって、音とイメージの結びつきが強くなり、記憶に定着します。

棒読みではなく、気持ちをこめるつもりでお手本をまねてみましょう。

Let’s check!

セリフ音をまねて、場面を思い浮かべると、音とイメージの結びつきができる

ひとつのセリフがいろんな場面でつかえる

「棒読み」ではなく、気持ちをこめて手本をまねる