各国固有の学問技芸を愛して
一国独立の精神に富めるを知らざること。

現代語で言うと

欧米各国の固有の学問や工芸は好きになるが、
その学問と工芸の根底には、
その国の独立を守ろうとする精神が多く含まれていることを知ろうとしない。

※井上円了は、1887年9月に哲学館を創立したが、翌年の1888年6月には1年間の海外視察に出発した。帰国直後に発表されたのが「哲学館目的ニツイテ」であり、実地見聞をもとに、すぐに教育理念を発表している。 ※99番目とセット。

出典:「哲学館目的ニツイテ」