人だれか生まれて
国家を思わざるものあらんや。
人だれか学んで
真理を愛せざるものあらんや。

現代語で言うと

人は誰でも生まれた国に思いを寄せる。
学ぶ人は誰でも真理を愛する。

※明治維新の十傑のひとり横井小楠(1809-1869)が、米国留学に旅立つ甥に送った詩に、「尭舜孔子の道を明らかにし、西洋器械の術を尽す。なんぞ富国に止まらん。なんぞ強兵に止まらん。大義を四海に布かんのみ」とある。国家を思うと同時に、世界の泰平を願うことが大切だということである。

出典:「仏教活論序論」