真の妖とはなんぞや。
曰く、「心これなり」と申します。

現代語で言うと

本当の妖怪とは何か。
「それは心そのものである」と言えます。

※井上円了の心のモデル(意識観)は、人間がもっている霊眼によって、心の底深いところに住んでいる霊性を認めて、ここから先天の声を聴いて、さらにその声をたどって先天の霊源にさかのぼり、はじめて不可思議の霊光に接することになるとしている。また、この霊光の体が神仏であると定義する。

出典:「教の友」・第二二号