学問の目的は
一に人類の性質思想を改良して
その人物品性を高尚にし
精神上の快楽を得しむるにある。

現代語で言うと

学問の目的は、
性格や考え方を改良して、
人格を高め品性を養うことで、
精神的な快楽が得られることである。

※身体的快楽には、富・名誉・官能的快楽などが含まれ、そこには他の人との比較や争い、ランク付けが起こるが、表面的で長続きしない楽しみや自己満足である。これに対して、精神的快楽は、幸福感や生きがいなど心の満足を求めるもので、他と比べることなく自己完結で、持続するものである。

出典:「哲窓茶話」・学問の効用