諸説相合して
よくその中を得たるもの
これを円了の中道と称するなり。

現代語で言うと

色々な考え方を相互に含みあって、
その中間を取ること、
これを円了(円満完了)の中道という。

※井上円了は、「弊害を正そうとして、孔子は倫常の道を説き、釈迦は中道の理を教えた」や「世の人が常に物と心との中間に立ち」や「中道の理を明かしたのは、時代や人間の能力に応じてそのバランスを保持する意から出たものである」といい、「中を取る」ことの重要性を色々なところで述べている。

出典:「哲学一夕話」・第二編