世論の右に偏するをみれば左をとり
左に傾くをみれば右を選ぶことあるも
その目的は常に中を維持するに外ならず。

現代語で言うと

世論が右に傾けば左を取り、
左に傾けば右を選ぶこともあるが、
その目的は中庸を維持することにほかならない。

※「中庸」という言葉は、「真ん中」という意味だけではなく、「物事の本質」と解釈することもできる。

出典:「真宗哲学序論」・第九節