実際上にありて考うるときは
中も必ずしも中を得るにあらず
偏もかえって中を得ることあり。

現代語で言うと

実際の課題について、みんなで考えるときは、
中間で折り合いをつけたといっても、
それが必ずしも中間であるとは限らない。
偏った意見がかえって中間であることもある。

※著者の一人(吉田)が勤めていた企業の研究所では、研究計画のヒアリングで「十人中九人が反対したらやりなさい」という歴代研究所長から伝わっていた評価方法があった。

出典:「真宗哲学序論」・第九節