知徳兼全の人を養成すること。

現代語で言うと

知識と徳性を十全に兼ね備えた人を育成すること。

※ソクラテス(前470-前399)は、人間の徳とは魂をできるだけ善いものにすること、魂への配慮が必要と考えた。そのためには、何が善であり何が悪であるか、何が美しくて何が醜いかについての正しい知識が必要であるとした。すぐれた魂にするためには善悪についての知が必要で、逆に善悪についての知を実践するにはすぐれた魂である徳が必要であると考えた。このことを「知徳合一」とした。

出典:「私立哲学館移転式館主井上円了演説」