発達的学風はすなわち
その時勢に適応して説くものなり。
もし単に注釈的学風によらば
仏教は死物とならん
これに反して発達的学風によらば
仏教は活物とならん。

現代語で言うと

進歩している方法を取るが、
学問は、その時勢に応じて説くものである。
もし単に訓詁学的な学風から派生した仏教であれば、
死物であり、
これに反して進歩的な学風から派生した仏教であれば、
活物となる。

※井上円了は「仏教活論」を唱え、その弟子達が新仏教運動を起し、実業家でもあった高嶋米峰に受け継がれ、その影響は回り回って松下幸之助へとつながったといわれている。

出典:「仏教哲学」・緒論第二