その場になれば、思い出す。

「ルーティンを忘れることもありますよ。」
あるテニスプレイヤーのコーチから聞いた話です。

コート、天候、対戦相手、自分の調子。いろんな状況がある。選手は状況に応じて心を落ちつけられることが大切。無意識にできるように、日々練習を積んでいる。決まった所作を繰り返して身につけることで、「覚えている」ということを忘れているかのように。それが、ルーティン (Routine) 、「作法」です。

私たちの日常にも、実は色々なルーティンがあります。例えば、歯磨き。わざわざ、覚えていなくても、忘れることはほとんどありません。覚えている、ということを忘れているぐらい、身についています。

いのちをいただいている

もぎたてのトマトの瑞々しい香り!

天の恵みとは、このこと。
地の恵み、光の恵み、風の恵み、水の恵み、育てる人の恵み、共に味わう人の恵み、いのちの恵み。

身体全体でじんわり染み込む味わい。
このひと時に、恵みが映っています。

Count your blessings.
 (恵みの数をかぞえよう。)

手にとって小さな変化が見えること

アリストテレスは、こう言いました。
We are what we repeatedly do.
(いつもくりかえしすることが、じぶんという存在。)

人生は、習慣の蓄積からできている。何かに秀でるということは、行為ではなく、習慣である、と。

「すべては、小さいことの積み重ねなんですよ。」こんなセリフをどこかで聞いたことがあるでしょう。
そして、納得したり、少し反省したり、しますよね、そうだろうな、まず習慣を身につけないといけない、と。

変えられるのは、じぶんのいま。

日頃、思うようにならないことや、息のつまりそうなことが、いろいろありますね。

でも、身の回りの世界を変えることはできません。
どうしたらよいのでしょう?

こんなことを言った人がいます。
You can only change your next action.

(物事がどうあれ)自分の次の行動だけは、自分で変えることができる。それだけが、できること。

素の力

「素」ということばほど、とても身近で、大事なことばは、他にあまりないかもしれません。

素とは、手を加える前の、もともとの、自然のままの、素(もと)になるものです。物事の、はじまり以前の、シンプルな、姿、形、質。

素のつくことばをあげてみましょう。

素手、素顔、素肌、素足、素心、素ぶり。
素直、素朴、素人。素性、素養、簡素、質素。素地、素材。元素、要素、素子。素敵な、素晴らしい。

「じぶん」は対話でできている。

浜田寿美男さんは、こう説きます。

「ことばとは何か?「語と文法からなるシステム」と言うと、ことばが先にあり、それを使ってやりとりするように聞こえるが、そうではない。他者との対話(ことば以前の対話)から、ことばが生まれてくるのであって、その逆ではない。対話性があるから、そのように、ことばを獲得するのである。他者との関わりこそが本質である。

自分の声を聞くという行為。しゃべる行為そのものは無意識だが、実は、相手が自分の声を聞いていることを確かめている。決して、おまけに自分にも聞こえるのではない。話すという行為は、聞くという行為と一体になっている。

声にもありがとう

声は、空気のつぶ。

の:ねぇ、ドラえもん、声は何でできているの?
ド:声は空気のつぶだよ。
の:つぶなの?
ド:そう。音は気圧の変化。その繰り返し。
の:この声はどこから出てくるの?
ド:肺から押し出されてくる。空気の気流。
の:気流なの?
ド:横隔膜を押し上げると上昇気流ができる。
の:ふーん。
ド:のどは狭い管。声の門がある。気流がそこを通りぬけると 両脇のヒダが振動するんだ。
の:それが声なの?

ねがいのドリル

「ドリル」と聞くと、何を思い浮かべますか?

電動ドリル?計算ドリル?マーチングバンドのドリル?防災・避難訓練のこともドリルと言います。
アメリカでは、トルネード(竜巻)ドリルもあります。

これらは、みな、おなじ「ドリル」です。電動ドリルは、小さな穴をあける工具ですね。
避難訓練は、火事や地震に備えて、避難する予行演習です。

共通点があります。それは、「一点集中」です。ドリルが一点に穴をあけるように、ひとつのテーマに絞り、繰り返し練習すること。
ドリルとは、一点集中の反復練習のことを言います。こんな諺があります。

雨だれ石を穿つうがつ

エンパシーム紹介「無意識のフローをいかす」

💧エンパシームは、無意識の身体動作をデジタルデータに写す発明特許技術、その活用メソッドとプラットフォームの総称です。
💧静穏のフローをつくれば、その流れにそって無意識のフチを捉え、微かで速い動きを、あとでたどって活用することができます。
💧身体動作でくりかえし、その行為を振り返ることによって、自ら気づくことができる、その力を助け、日々の修養の持続を支えます。
💧多忙でゆとりのない現代生活の中で、小さな修養が育まれるようにテクノロジーを組み込み、だれもが利用して助け合えるように。

習慣の作法(はじめ)

習慣化には作法が必須

チャールズ・ドゥヒッグさんは、このように説明します。

「習慣をつくる3つの要素は、合図(きっかけ)・ルーティン・ほうびである。」

 
① はじまりを促す合図
たとえば「明日朝、ジョギングしようと思えば、ベッドの脇にランニングシューズを置いておく、など。
 
② その合図で、いつもとおなじように行動(ルーティン)がはじまり、結果がえられること。

③ その結果を確認するかのように、ほうびをあげること。